霊芝の副作用

霊芝の副作用

霊芝の副作用

霊芝の副作用

霊芝には副作用はあるのでしょうか?

 

 

霊芝は漢方薬として、古くは紀元前から利用されてきました。

 

 

霊芝は漢方薬の分類では、高麗人参の紅参と同じ上薬に分類されています。

 

 

上薬とは、長期間服用しても副作用がなく、
さらに長期間服用して体の治癒力や抵抗力を高め、不老長寿に役立つとされています。

 

 

このことから、適切に摂取するのであれば、副作用がなく安全性は高いことがわかります。

 

 

ただし、過剰摂取した場合は、少し気をつけなければなりません。

 

 

霊芝の過剰摂取による症状

霊芝の摂取量を守らず、過剰摂取の状態を
約3〜6カ月ほど長期的に続けた場合、過剰摂取による症状がでることがあります。

 

過剰摂取は体調不良の原因になりますので、
サプリメントなどで摂取する場合は、用法・用量を守りましょう。

 

(霊芝の過剰摂取による症状)
・めまい

 

・口や喉の渇き

 

・鼻水

 

・鼻血

 

・かゆみ

 

・胃の不快感

 

・血便

 

 

好転反応とは

霊芝は適切な摂取量でも、好転反応の症状が出てくる場合があります。

 

好転反応は、副作用とは異なります。

 

好転反応というのは、漢方薬等を摂取した場合、
今まで悪い状態であった体質が急激に改善され始めたために、
その体質の変化に対応する過程で体に現れる反応もしくは症状です。

 

体が弱っている場合や病気をしている場合に
身体を急激に回復させようとして起こると考えられています。

 

こうした体の反応を経て、体はより健康な状態になっていきます。

 

また、このような好転反応があると、霊芝が体によく効いているという証拠でもあります。

 

しかし、好転反応を知らない方は、
突然現れる症状のため、副作用と勘違いしてしまいます。

 

この好転反応の程度というのは人によってそれぞれで、
全く感じないという人もいれば、非常にきつく感じるという人もいます。

 

この好転反応は、しばらくすれば体が調整されて収まってきます。

 

これは、体が正常に近づいてきた証拠だといえます。

 

 

主な好転反応の例

大量の便の連続
頭痛、偏頭痛
かすみ目、目やに
胃痛、胃けいれん
せき、喘息
アレルギー
異常な色の尿
ガス、便秘
吐き気、目まい
のどが渇く
酷い眠気
疲労感
胸焼け
下痢、発熱
食欲減退
けいれん
鬱、イライラ、悪態をつく
吹き出物、かゆみ、肌荒れ、アトピー、湿疹
女性特有で、レバーの固まりのような出血

 

 

好転反応時の対処

基本的には、好転反応の症状が不快でなければ、服用を継続しましょう。

 

しかし、不快な症状がでたら以下のとおりにしましょう。

 

粒数を減らす

 

飲む時間帯を変える

 

一旦飲むのを中止し、症状が治まったら再び1日1粒から始める

 

 

このような好転反応の現れる期間は、約一週間〜三週間くらいが通常で、
長くても1ヶ月程度ですので、様子を見ながら服用してください。

 

 

症状が長引く場合や、明らかに好転反応と異なる場合、
病気など他の原因も考えられるので薬剤師や医師にご相談ください。

 

 

霊芝と処方箋との組み合わせの注意

病院の処方箋の種類によっては、一緒に飲むと効果が強くなるものがあります。

 

糖尿病治療薬

 霊芝には血糖値の降下作用があるため、
 糖尿病治療薬と併用すると低血糖症状になりやすい場合があります。

 

高血圧症

 霊芝には血圧降下作用があるため、
 降圧剤と併用すると、血圧の降下作用が強くなる場合があります。

 

抗凝血剤

 霊芝には、血液の流れを良くする作用があるため、
 ワーファリンなどの抗凝血剤の作用を強くし、出血傾向になる場合があります。

 

 

これとは逆に、抗がん剤や放射線治療による副作用を軽減してくれる働きもあります。

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