霊芝の摂取方法
霊芝の摂取方法
霊芝の摂取方法には、どのような方法があるのでしょうか?
霊芝はキノコの一種ではありますが、シイタケやマイタケなどとは違って
傘の部分が非常に硬く、調理ができず、煮たり焼いたりして食べることはできません。
霊芝は、別名食べられないキノコといわれており、
霊芝の成分を摂取するには、煎じたり、加工してサプリメントでの摂取が主となっています。
このことから霊芝の摂取方法には、
サプリメントで摂取する方法と、霊芝を煎じて飲む方法があるとされています。
一昔前までは、霊芝を煎じて利用していた方が多かったのですが、
最近では、霊芝のサプリメントが充実しており、健康ブームでもあることから、
霊芝をサプリメントで摂取する方が増えてきました。
霊芝をサプリメントで摂取する場合と、
霊芝を煎じて利用する場合とのメリットとデメリットをみてみましょう。
霊芝のサプリメントでの摂取方法
霊芝をサプリメントで摂取する場合、注意するポイントが2つあります。
それは、その霊芝製品の製造方法として、
胞子細胞壁破砕法を用いて製品化しているかどうかです。
胞子細胞壁破砕法とは、霊芝の硬い細胞壁を破砕し、
霊芝の有効成分を可能な限り取り出して、消化・吸収しやすいように製造する方法です。
一般的に霊芝の胞子は、硬い細胞膜に覆われているため、
そのままではβグルカンなどの有効成分の多くは、腸から吸収できません。
胞子細胞壁破砕法を用いた製品は、吸収率を格段に伸ばすことができるため、
効率的に霊芝の有効成分を、無理なく体に取り入れいることができます。
もう1つのポイントは、サプリメントの原料が、霊芝100%なのかどうかです。
とある製品では、霊芝以外にカルシウムや
酸化防止剤としてのビタミンC、その他成分など、余分な成分が多く含まれています。
これだと、霊芝の重要成分である
βグルカンやトリテルペンなどの含有量が比率的に少なくなります。
最後に、一番大事なのは国産の霊芝かどうかです。
比較的安い霊芝製品の多くは、海外産の霊芝が使われています。
安全性や品質を考えるならば、
高くても国産の霊芝を使用している製品を選びましょう。
霊芝製品の基本的な摂取方法としては、
食前や食間、または就寝前などの胃が空腹の時に摂取しましょう。
漢方薬は、空腹時の方が効率的に吸収することができますので、
できるだけ空腹時のタイミングで摂取するようにしましょう。
また、摂取期間ですが、長期であればあるほどいいのですが、
最低限でも6ヶ月は継続的に摂取するようにしましょう。
霊芝を煎じて飲む摂取方法
古くからの摂取方法の一つで、霊芝を刻んで煎じて飲む方法があります。
土鍋、ホーロー鍋、ヤカン、耐熱ガラス製のポットを使用して煎じます。
煎じ方
@霊芝を原形もしくは刻んで、約600ccほどの水を加えて煮ます。
ちなみに、霊芝に切れ目を入れてあげると成分が抽出しやすくなります。
A沸騰した後、弱火〜中火で約15〜20分位煮たら火を止めてください。
B上記と同じ方法で3〜4回目と繰り返します。
摂取方法
朝昼晩の1日3回程、食前、食間、就寝前の空腹時に摂取します。
摂取量としては、約80〜100t(湯飲み茶碗7分〜一杯程度)を目安にお飲み下さい。
煎じ終わった霊芝は、ガーゼやネットにいれて風呂に入れると、入浴剤にもなります。
このように、霊芝の摂取方法には大きく分けて2つの方法がありますが、
余すところ無く、霊芝の成分を摂取したいならば、両方を併用して摂取する方法も良いでしょう。