霊芝と肝臓病
霊芝と肝臓病の関係
霊芝は肝臓病の予防や改善に効果・効能が期待されています。
そもそも肝臓病とは、肝臓の組織に炎症が起こった状態のことをいいます。
また、肝臓は沈黙の臓器といわれるため、
炎症が起こっていることに気付きにくいという特徴があります。
実際のところ、肝臓の約7割以上が悪くなってから、
やっと検査の数値に異常が見られはじめます。
肝臓病は、肝臓の状態によって大きく分けると、肝炎、肝硬変、肝ガンの3つになります。
肝臓病の原因
①ウイルス
肝炎ウイルスに感染することによって肝臓に炎症が起こります。
現在、Ａ型､Ｂ型､Ｃ型､Ｄ型､Ｅ型、G型、TTV型などがあり、
特に、日本人に多いのはA型、B型、C型です。
②アルコール性
長期間、酒などでアルコールを摂取し続けることによって起こります。
アルコールは肝臓でしか分解できないため、
長期的に大量のアルコールを摂取し続けると肝臓に大きな負担がかかります。
③薬剤の副作用
市販薬や処方箋などの薬剤の服用が原因で起こります。
薬剤自体の副作用からくる場合を中毒性肝障害といい、
薬剤成分のアレルギー反応による場合をアレルギー性肝障害といいます。
肝炎とは
肝臓病における肝炎には、症状や経過によって
「急性肝炎」「慢性肝炎」「劇症肝炎」の3つがあります。
①急性肝炎
・肝臓の炎症が6ヵ月以内に治まるもの。
・風邪に似た症状に続き、黄疸などの症状が急に出現。
・適切な治療によって1～2ヵ月で治癒。
②慢性肝炎
・肝臓の炎症が6ヵ月以上継続。
・肝機能障害、肝臓の腫れ。
・最悪の場合、肝硬変、肝臓がんに移行。
③劇症肝炎
・急性肝炎のうち、肝細胞の破壊により肝臓の機能が維持できなくなった状態。
・黄疸の進行、腹水など肝不全状態が出現。
・黄疸に加えて、吐き気や嘔吐、だるさが特徴。
・劇症肝炎になると、うわ言、興奮・錯乱状態になりったりします。
・昏睡状態に陥って目覚めなくなるなど、意識障害が悪化。
肝臓病で最近増えているのが、慢性肝炎、脂肪肝、アルコール性肝炎などです。
慢性肝炎は、B型、C型のウイルスによるものがほとんどで、
肝硬変や肝ガンに進行する可能性があります。
脂肪肝は、飲酒や肥満によって起こり、飲酒を続けるとアルコール性肝炎になります。
これも放っておくと、肝硬変や肝ガンに進行する可能性があります。
肝硬変とは
肝炎の症状が長期化すると、
肝細胞の破壊と修復の繰り返しの影響で肝臓に線維組織がたまってきます。
これを肝臓の線維化といい、線維化が進行した状態が肝硬変です。
肝硬変になると、著しく肝機能の低下がみられます。
血液検査では、アルブミンが低下したり、血小板数の減少が見られたりします。
肝臓の機能が保たれている「代償性」の時期は、
基本的に無症状ですが、食欲不振や全身のだるさが出てきます。
肝硬変が進行し「非代償性」の状態になると、
黄疸、肝性脳症、腹水・浮腫、食道胃静脈瘤などの症状が出てきます。
肝ガンとは
肝ガンは、慢性肝炎や肝硬変で炎症や線維化のある肝臓に発生します。
肝ガンは、初期のうちは症状が出現しないことがほとんどです。
しかし、進行すると肝機能が悪化して肝硬変と同様の症状が出現するようになります。
さらに肝ガンが大きくなると、お腹が張る感じや腹痛がでるようになります。
霊芝と肝臓病の対策
肝臓の機能回復には、良い血液をめぐらせることが条件になります。
霊芝には、汚れた血液（?血）をきれいにする効果があります。
血液がきれいになると血行が良くなり、肝臓への血流量が増え、
弱ってしまった肝臓の細胞が徐々に修復されるようになっていきます。
その観点から言えば、肝臓病の予防や改善には霊芝が有効なのです。
また、霊芝は、抗ウイルス作用、免疫力増強作用のある
インターフェロンを自身の体内で増やしてくれる効果もあります。
もちろん、抗がん作用もあることから、肝ガンの予防にも最適です。
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